今回はVoicyフォロワー1万人、IT企業に勤めながら約5年間音声配信を継続している竹澤かおさんにインタビューしました。
竹澤かおさんのお話は、音声配信で何か成果を上げたいと思ってるあなたをモチベートしてくれるはずです。
普段はIT企業でフルタイムの会社員をしています。小学校4年生の息子を子育て中です。
音声配信は4年半前から始めていて、Voicyを始める前はPodcastで配信をしていました。
4年半で約1,600回~1,700回の配信をしています。
自分のことを戦略的会社員と呼んでいて、正直会社員の仕事は好きじゃないし、ライスワークと思ってやっています。
そんな会社員を戦略的に選びながら、自分の仕事を作っていく副業にチャレンジ中です。
Voicyを聞いていたのが音声配信を始めたきっかけです。
子育て方針でテレビを撤去したのですが、家の中が静かになり過ぎてしまって、ラジオアプリを検索したらVoicyがヒットしました。
当時のVoicyでは尾石晴さん、澤円さん、DJ Nobbyさんが私と同じ会社員として発信していました。
会社員の人が自分のメディアを持って堂々と楽しそうに発信している姿に衝撃を受けたのを覚えています。
私は仕事をつまらないと感じていたのもあって、余計にまぶしく見えたのかもしれません。
Voicyを聞いてる内に「私も配信をやってみたい!」と思い始めていましたね。
配信を始めた当初はマネタイズできるのか?不安な気持ちがありました。
だけど、「音声配信の市場は絶対に伸びる!」って思ったんですよね。
子供の面倒を見ながら料理をやって掃除をしてみたいな生活を送っていたので、イヤホンつけてるだけで情報を得られるのってすごいなと。
音声でのインプットは私の生活にマッチしていて、絶対に私のような人が多いからこの市場は伸びると信じてました。
なので先行者優位をとれると思って始めたのが理由の1つです。
だけど1番の理由は、配信するのが好きだったからです。
発信をしてみたら思ったよりも楽しかったんですよね。
なんかTwitterとかインスタのインフルエンサーが社会に認知された時代だったので、私もTwitterやインスタにトライしてみました。
そんななかでも1番しっくり来て楽しいと思えたのが音声配信です。
反響が増え始めたのは最近ですね。
去年の12月に1万フォロワーを達成して、フォロワーの桁が上がったことで自信に繋がりました。
それまでコメントも徐々に増えていたのですが、Voicyが人気ですね~って言ってもらえるようになったのは本当に最近です。
私は3年Voicyをやってるのですが、何かのタイミングで急にフォロワーが増えたことはないんです。
ちょっとずつ、本当に毎日ちょっとずつフォロワーが増えていきました。
私が思っていたのは「自分を変えたい」ってことですね。
4~5年前、私は自分に自信がありませんでした。
シングルとして育児をしながら、子供のためにお金を稼がなきゃ仕事しなきゃと思い仕事をして帰ったらまた育児の繰り返し...
正直あまり人生に楽しみもない、淡々と毎日が過ぎちゃってたんですよね。
自分にスキルがあるとも思えないし、平凡で特徴のない人間だなと思いながらずっと生きていました。
そんなとき、音声配信という面白いものが目の前に現れて、これを毎日続けたら、レアな人になれるんじゃないかなと考えたんですよ。
私はAIに取って代わられそうな仕事をしていますし、輝かしい何かを持ってるわけでもありません。
そんな私でも、何かを一つ、毎日続けて数を積み上げていけば、レアな人材になれるはずと。
私は何も持ってないからこそ数を積み上げるしかないと思ってやり続けてましたね。
「配信を1人でも聞いてくれる人がいるのは幸せだよね」って思うようにしています。
音声を始めても最初はリスナーがずっと1人だったのを覚えています。
その1人っていうのも私なんですね。つまりゼロ人です。
自分で自分の配信を聞いていただけで、他の人は私の放送を聞いていませんでした。
リスナーが増えなくて何度もへこみましたね。私より後に始めた人の方がフォロワー数多いんだけどみたいな悲しい気持ちにしょっちゅうなりました。
そんな時にリスナーが2になったんですよ。
あれ?増えてる?みたいな。そしたら翌日もリスナーが2人になってて、増えた!みたいな。
もう私はその感動が忘れられなくて、誰かが私の話を継続的に聞いてくれてるんだっていう事実がすごい嬉しかったんです。
それから今聞いてくれる人が何人であれ、聞いてもらえる人がいるのは幸せだよねって思うようになりました。
前編はここまでです。
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