今週も、Voicyを毎日更新する「しんたろーたりーさん」のインタビューをお届けします。
今回のニュースレター、3つのポイント
前回のニュースレターでは、しんたろーたりーさんの得意な声マネを紹介しました。
今週は、声マネから発展させるテクニックを解説してもらいます。
前回のニュースレターはこちら⤵️
「え、だれも俺のトークを聞いてくれない。音声配信ってなんなの……」Voicyを7年継続 しんたろーたりーさんにインタビュー |
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ひとりで収録をしているときに「爆笑」できないことですかね。
例えば芸人さんがコンビで配信しているラジオは、大きな笑いがあることで、僕らもついつい笑ってしまいます。
でも、ひとりで行う配信では、大爆笑はしにくいです。
ただし、ひとり語りの配信でも、リスナーさんは楽しい内容の方がよろこんでくれますよね。
「リスナーさんはどうすれば楽しんでもらえるのかなぁ?」を考えた結果、声マネを使い始めたんですよ。
具体的には、以下のように複数の声を使い分けて、配信を収録しています。
しんたろーたりー:「この前、うちのおばあちゃんが言っていたんですよ」
おばあちゃん:「もうホントにね~、うちのしんたろーたりーは凄いんですよ~。目に入れても痛くないんですよ~」
しんたろーたりー:「スゴく優しい声で、おばあちゃんは褒めてくれました」
そうです、そうです。
一人二役で、寸劇を入れながら話しています。
リスナーさんからのコメントを読むときにも、ちょっとした演技を入れると面白いです。
寸劇を加えると臨場感も増しますし、音声配信の世界観も広がりますよ。
声の演技といいますか、若干コントに近い気もします(笑)
例えば、リスナーさんにとって有益な配信をする場合でも、声のトーンを変えるだけで聞き手の印象は大きく変わりますね。
具体的には
「本当に!ここ大事ですよ!!」
「まじで、ここだけでも今日は聞いてくださいっ!」
このように声のトーンを変えることで、リスナーさんは聞きやすくなります。
声のトーンを変える時のポイントは、自分が思っているよりも大げさにやることです。
自分がイメージする180%の力で、声のトーンを変えてみましょう。
例えば、YouTuberさんや芸人さんって、リアクションが僕らよりも大きいですよね。
好きな配信者の音声を聞いて、マネしてみることをおすすめします。
中田敦彦さんの『YouTube大学』はおすすめです。
中田さんの声の使い方や演技力は、とても勉強になりますよ。
以下の手順を繰り返すと、自然とスキルは身に付くはず。
そうですね。好きな人のマネを繰り返して、目標に近づけていきましょう。
月並みな言い方で申し訳ないのですが「学ぶ=真似する」と言うじゃないですか。
参考にする配信者の話し方をなぞっていけば、勉強になりますよ。
好きな人のマネをすれば楽しめるうえ、音声配信に対するモチベーションも上がります。
たしかにね~、音声配信者さんは増えましたね。
ただ、ひとつ言えることがあります。
非常に参考になるチャンネルです♪
そうですね。おもに、以下のテーマをVoicyで発信しています。
僕がVoicyを続ける中で「この人には絶対に勝てないな……」と、思わされた女性アイドルがいるんですよ。
その子は、寸劇がめちゃくちゃ上手なんですよね。
本当に上手です。もともと演劇や声優を志望していた方なんで、スキルが凄く高いんですよ。
僕はアイドルのトーク力を目の当たりにして、まるでウサイン・ボルトが猛ダッシュしているような衝撃を受けました。
「いくら努力をしても、俺はボルトのように走れない……」
そう感じて、アイドルと同じ方向性で勝負するのではなく、自分の強みを活かした配信のスタイルを変えましたね。
営業マンとしての経験を活かし、複雑な内容をわかりやすく説明する配信スタイルに変更しました。
配信スタイルを変えてからは、むちゃくちゃ勉強しています。
例えば、X(Twitter)のタイムラインで難しい単語が流れてきたら、必ずその意味を調べています。
それこそChatGPTが使いやすいツールなので、AIと対話しながら難しい話題について理解を深める機会は増えました。
ひとつの話題について、心理学や脳科学など複数の観点からChatGPTと対話し、意見を整理して言語化していますね。
そうですそうです。
僕はもともと物事の説明が得意なので、ChatGPTがまとめた台本に一度目を通すだけでしゃべれるんですよ。
毎日ChatGPTを使って音声配信の内容を作っているので、配信のクオリティは高くなりました。
自分が他の配信にコメントをするときには、配信者が読みやすいコメントを書くよう意識しています。
けっこう大切なポイントですが、配信者が読みやすいコメントを書ける人は、人に気遣いができるんですよ。
本来、配信のコメント欄は自由に書いてOKだと思います。
ただ、音声配信では配信者が声に出してコメントを読む機会があるので、前回の放送に関連するコメントを書けるといいですよね。
配信をする側からしても、読みやすいコメントは配信のネタにも繋がるのでとても助かっています。
配信者の立場になってコメントを書き込める人は、他者にメリットを提供できる人だと思いますよ。
また、音声配信へのコメントに気を使える人は、社会人として仕事もできる人です。
そういう人は、他者から好かれやすい特徴もあります。
人が喜ぶことを日常的にできる人は、自然と「得」が舞い込んできますよ。
そうなんですよ。
リスナーさんもコメントを読んでもらえたら嬉しいですし、配信者も読みやすいコメントが届くとありがたいです。
おっしゃるとおりです。
それこそ、夫婦間でも相手へのメリットを考えて動ける人は、いい人に決まっています。
一方で、自分のことばかり考えて他者に冷たく接する人とは、友人であっても付き合いたくないですよね。
ただし、人間は損することを避けたがる存在なので、他者への気遣いが苦手な人もたくさんいるはずです。
他者を気遣えない行為って、誰にでも起こりがちです。
このように、わたしたちは実践すべきとわかっていても、できていないことがたくさんありますよね。
X(Twitter)のタイムラインでも、以下のやり取りをよく見かけます。
「あ、デザイン上手なんですね♪わたしのアイコンを書いてくださいよ♪」
このような発信をする人は周りから嫌われている可能性もありますが、他の人から指摘されにくいですよ。
デザイナーはちょっと無茶な要求をされても「無料で依頼してくるあなたのことが好きではありません!」なんてズバッと言いにくいじゃないですか。
そもそも世の中には優しい人も多いので、依頼を受けてくれる方もたくさんいますし。
結果として、時間の経過とともに依頼した人の友だちの数は、少しずつ減っていきます。
お互いに気をつけましょうね。
読者さんの中にも「あー、俺やっちゃっているわ〜」って思う人も多いのではないでしょうか。
僕の場合は、将来的に指摘された方のためになると考えて、デリケートな意見も発信しています。
一時的に嫌な思いをさせたとしても、その方が行動を改善してくれれば、周囲からの評価は必ず上がるはず。
とはいえ、発信をキッカケに「僕」が嫌われたとしても、それは受け入れられます。
むしろ、デリケートな意見を控えることで、他者に気遣いができない人が周りに増えるほうが問題だと考えています。
極端な話「僕の発信が原因で全員に嫌われたらしょうがないかな」という覚悟はありますよ。
全員に嫌われた場合は、社会に適合しなかったのだと諦めます。
人生1回しかないのに、気を使って生きるのは嫌じゃないですか。
自分らしい人生を送れるように、日々行動しています!
11月14日にメールBoxへ届くレターでは、以下の内容を書きました。
しんたろーたりーさんのお話をもっと聞きたい方は、こちらの配信をチェックしてくださいね。
インタビュー番組の作り方とニュースレターの書き方を、記事にまとめました。
記事を読むだけで、毎週発信できる番組を作れます。
無料部分を読みながら、あなたに必要な情報かどうかをチェックしてください。
しゃべるネタがなさすぎて、stand.fmもう辞めたい。 |
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最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
今週のニュースレターがおもしろかったら、コメント欄に「しんたろーたりーさん」への感想を書いてもらえると嬉しいです。
また、現在『音声配信ラボ』の出演者を募集しています。
「わたしもインタビューしてほしい!」という方は、ボイストレーナーみかまで連絡をお願いいたします。
それでは、来週もお楽しみに~♪
どうも~。
ニュースレター担当、キタノドロップです。
今回のコラムでは、しんたろーたりーさんのインタビューを深堀りします。
今週の音声配信ラボでは、配信者の視点で「嬉しいコメント」と「うーん」なコメントがあるとおっしゃっていました。
2種類のコメントを見分ける方法を、今回のコラムで紹介します。
結論「配信の中でコメントを読んでもらえたらOKです!」
理由は、単純に読みにくい&意味のわからないコメントが届いた場合、配信者はスルーする可能性が高いから。
例えば、仕事の失敗談をテーマに話した配信のコメント欄に「昨日食べたカツカレー、美味しかったです!」と書き込まれたらどうでしょう?
配信者はコメントをスルーする可能性もありますし、最悪「この人は僕の配信を聞いていないのでは?」と、思われる危険性もあります。
今回のコラムをまとめると、相手の立場を考えてコメントを書けるようにしましょう!
と、いたします。
参考にした配信は、こちらです⤵️
また来週も、みんなのニュースレターでお会いしましょう!